家事と育児の暮らしぶり＃８（５月第３週）

今週の夕食

　先週に引き続き揚げ物系に挑戦した。我が家のコンロはIHなのだが、IHは揚げ油の温度調節・維持機能があるため、比較的揚げ物がやり易いことが分かった。

　揚げ出し豆腐は、ちょうどこの頃、TVで「仁」の再放送がやっていて、主人公の南方先生の好物として出ていたのが印象的だったので作ってみた。熱々でおいしかった。

　きゅうりのぬか漬けは、以前、妻がぬか漬けにハマったことがあって、ぬか床が残っていたので、ちょっと興味本位でつけてみた。少々つかり過ぎて味が良くなかった。

　オムライスの卵は割って中身トロトロにしたかったのだが、食卓に出す間に熱が入ってしまい、ほぼ固まった。

豚の生姜焼き、生揚げの素焼き添え

　今週は、子供の寝かし付けにだいぶ苦労した。

　いつも寝かし付けは俺と子供のマンツーマンで寝室に籠ってしており、その間、妻は向かいの部屋で仕事をしている。

　我が子は、物音に対してかなり敏感で、特に寝かし付け中は寝室の外の音によく反応する。これにより妻が起きていることが分かると、とたんに覚醒し寝かし付けが振り出しに戻ることがある。

　そんなもんで妻もだいぶ気を付けているのだが、今回もこれによって子供が覚醒してしまい、大泣きするため寝室にとどめることができず、しかたなくリビングに移動したりとだいぶ奮闘して寝かし付けに深夜までかかった事があった。そして、この事を境に夜、寝室へ行くのを嫌がるようになってしまったのだ。

　寝室へ無理やり連れて行こうとすると大泣きして手が付けられなくなるため、あやしながらやんわり誘い込もうと何度か試みてみたが全然ダメだった。とにかく、夜寝ることをしっかりさせようと思い、リビングのソファーに寝る準備をして、無理強いせず寝てくれるのを待つスタイルに切り替えた。

　しかし、そう上手くはいかず、暗くしたリビングでも一人で遊び続け、最後は疲れ果てて落ちる感じでやっと寝る始末だった。

　そんな状態なので、日中もどこか機嫌が悪く、ちょっとしたことで癇癪を起すようになった。付き合うこちら側も神経を使い、強く接すべきところ優しく接すべきところの見極めが難しく、妻共々疲弊した。

　とにかく、子供の欲求を満たしてあげようと日中はなるだけ子供に寄り添い、夜は刺激しないようにする生活を３・４日続けたところ、自然と元の状態に戻ってくれた。

　後から考えると、ずっと家の中の生活が続いていることと最近の俺と妻の喧嘩による嫌な雰囲気を感じ取ったりしたことによるストレスの積み重ねが原因なのではないかと思う。

　以降は、なるだけ日々違った遊び等、新しい刺激や良い雰囲気を作れるよう心がけ、早くもこの生活に限界を感じてしまった自分に反省した。